GPT-5.6 Sol が3か月だけ2割安くなった——下がったのは出力側で、月額で使う人には何も起きない
入力は2割、出力は3割強。ただし対象は従量課金だけで、月額のサブスクは据え置きだ。「AI が安くなった」が自分に効くかどうかを、支払いの形から見直す。
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AI、ロボティクス、ガジェット、通信、センサー、デジタルサービス、工作機械を、自立に役立つ道具として評価する。
入力は2割、出力は3割強。ただし対象は従量課金だけで、月額のサブスクは据え置きだ。「AI が安くなった」が自分に効くかどうかを、支払いの形から見直す。
定年、一時金、そしてロボット。現代自動車の10年ぶり全面ストで、自動化が賃金と同じ交渉の議題になった。個人の側から見て、何が変わって何が変わらないのかを整理する。
OpenAI が、GPT-5.6 Sol の API とクレジットの価格を今後 3 か月にわたって 20% 超引き下げると発表した。理由として挙げているのは、能力の限界を押し広げながら同時に効率を改善してきたこと、その成果を価格に反映するという説明だ。
DeepSeekが画像を扱えるモデルを公開した同じ日に、画像を一度上げればIDで呼び出せるFiles APIも出した。公式アカウントは「無料で使える」と書いている。ただし料金ページを見ると、画像は読ませるたびにトークンとして課金される。無料なのは預けるところまでだ。
Circleがエージェントに持たせる財布の制御は、期間つきの送金上限と宛先リスト。金額と相手は書けるが、目的は書けない。x402の仕様は決済の記録を返す一方、返金や異議申立ての規定を持たない。
昨日この欄で扱ったのは、電気が余る時間帯が世界的に増えているという統計の話だった。今日並んだのは、その時間帯を実際に使い切る側の話だ。
OpenAI が 8 月 19 日、最前線のモデルについても Zero Data Retention、つまり入力を保存しない選択肢を引き続き提供すると表明した。AI がより長く、より自律的な仕事を引き受けるようになるなかで、という文脈で語られている。
モデルナとメルクが、患者一人ひとりの腫瘍に合わせて設計するがん治療で第3相試験の主要評価項目を達成したと発表した。ただし公表されたのは「達成した」という事実だけで、どれだけ効いたかを示す数字は出ていない。一人分ずつ作る薬は、承認の後にも製造という距離が残る。
上場の手前で出す目論見書に、動画からは読めなかった数字が並んだ。5,500台超、平均販売価格は2年で数分の一。ただし売っている側は「まだ探索の初期段階」と書いている。家に来る日を、他人の予想ではなく数字で測る。
OpenAI が、自社の最新モデルに対する強化学習の訓練を 2 週間止めていたと明らかにした。理由は障害でも資金でもない。
Cursor が置き場そのものを持ち始めた日、GitHub は数時間止まっていた。偶然の重なりだが、指している向きは同じだ——自分が作ったものは、いまどこに何個あるのか。
手元に置ける大きさのモデルに、上位帯に見える数字が付いた。ただしその52は英語のテキストで測られていて、このモデルの目も、日本語も、まだ数字の外にある。
2億ドルが向かったのは新しい重機ではなく、いま現場にある重機に後付けする箱だった。自律化が「買い替え」ではなく「後付け」で来るとき、足されるのは能力か、依存か。
ソフトバンクが 2 億ドルを入れた先は、真新しいロボットではなかった。チューリッヒの Gravis Robotics が売っているのは「Gravis Rack」という制御キットで、すでに現場に置かれている重機にボルトで留めるだけの装置だ。
AI に「どのモデルに聞くか」を尋ねられる場面は減った。裏側で選んでいる層が、決済の会社に渡ろうとしている。その選び方は、実は自分の側から確かめられる。
Coldcard の一部 firmware で作られた seed が、設計より弱い乱数から生まれていた。修正版が出ても、すでにある鍵は直らない。問われているのは端末ではなく、鍵を作った日と作り方だ。
SafePal の告知で外に出たのは鍵ではなく届け先だった。氏名・住所・電話番号と「何を買ったか」が同じ行に並ぶ。自分で備えるという選択は、たいてい「買う」を経由する——その構造は暗号資産に限らない。
山で電波が入らないとき、それは地形の問題だと思っている。でも今は、誰の設備に乗っているかの問題になりつつある。
Anthropic の Amodei が、めったに書かない長文をXに投げた。要旨は「重みを公開しても集中は解けず、計算資源とチップを持つ側へ移るだけだ」。禁止の話ではない。ただ、手元で動かせるモデルの上限をどこに引くかという線は、確実に議論の中心に来ている。
AIを使うとき、たいていは誰かのサーバーを借りている。その線が、また少し手前に動いた。